妊活の豆知識

30代からの妊活でも遅くない?妊活を始める時のポイント10選!

30代からの妊活でも遅くない?妊活を始める時のポイント10選!|明生鍼灸院

30代になると「早く妊娠しないと!」と焦る方もいれば「まだまだ若いから大丈夫。」と感じる女性もいます。ただ、妊活の面から言えば、若いうちに始めた方が良いことに間違いはないので、30代を節目に考えてみてください。今回は、30代女性の妊娠確率や妊活のポイントなどをご紹介します。30代からでも遅すぎることはないので、お互いの共通の問題として、協力しあいながら妊活を始めてみましょう。

30代女性の妊娠確率は?

30代からの妊活でも遅くない?妊活を始める時のポイント10選!|明生鍼灸院

30代女性の妊娠確率を見てみると、26~30歳までの場合は32~35%ほどなのに対し、36~40歳では20%前半まで落ちこみます。こちらのデータは、2007年、2012年、2017年の統計ですが、同じ30代女性でも前半と後半では大きな差が出ています。

また、流産率を見てみても、31~35歳の女性は18%程であるのに対し、36~40歳の女性は24~25%ほどとなり、30代は流産率も高くなる可能性大です。30代女性でも前半と後半では大きな違いがあるため、早めの妊活が大切です。

※出典:https://www.mhlw.go.jp/content/000766912.pdf

30代は妊娠しにくいって本当?

30代女性は前半と後半で妊娠率に違いがあると書きましたが、なぜ30代になると妊娠しにくくなるかと言えば、理由の1つとして「卵子の質の低下」があげられます。卵子の質が低下し始めるのは33歳が節目と言われていますが、理由は、体外受精の成功率が20代と同じなのは33歳までだからです。33歳を過ぎると、だんだんと卵子の質も落ちてくるので、妊娠もしにくい体にと変化します。

避妊を止めるだけではダメ

「30代前半なら、まだまだ大丈夫」と安心していると、生活で忙しくしている間にあっという間に30代後半に突入します。妊娠するには避妊を止めればいいと考えている方も多いですが、30代にもなると、上記でお話ししたように卵子の質が低下するので、妊娠しにくい体にと変化してしまいます。また、30代は女性も忙しい時期なので、仕事疲れなどから、夜の性生活の数自体も減り、結果的に妊娠の確率も下がる可能性が高いです。

体の健康状態を知ることが大切

30代は妊娠確率が若い20代の頃と比べれば減りますが、妊活をすればまだまだ産める可能性は残っています。もし妊娠確率が減っているなら「タイミング法」と呼ばれる不妊治療などを受け、妊娠しやすい時期も確認しておきましょう。同時に男性側にも不妊の原因がないかを探ることが大切で、妊活では夫婦ともに体の健康状態を知ることが大切です。

30代前半から始める妊活のポイント10選

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30代でも後半の35歳になると、卵巣や子宮の老化が進み、妊娠しにくい体になってしまいます。ただ、30代前半なら、まだまだチャンスはあるので、せひ以下のポイントを参考にして、妊活を始めてみましょう。

ポイント①:卵子の数をチェック

卵子の数は徐々に減っていくので、まずは自分の体にどれくらい卵子が残っているかの検査を受けてみましょう。検査方法にもいろいろありますが、おすすめはAMH(アンチミューラリアンホルモン)検査と呼ばれるもので、こちらはキットを使っての自宅検査も可能です。卵子の数だけではわからない部分もありますが、妊娠確率を知るきっかけにはなります。

ポイント②:夫婦で話し合う

妊娠は女性だけではなく、夫婦共通の問題です。そのため、夫婦で妊活のスケジュールを話し合い、お互いの健康状態を確認し合いましょう。もし、喫煙の習慣があるのなら、夫婦ともに不妊の原因になるため、お互い協力して改善するのがポイントです。

ポイント③:冷えに注意

冷えは妊娠率を下げる原因にもなるので、せめて妊活中だけでも、冷たい飲み物を避けてホットドリンクを飲む、薄着は避けて腹巻でお腹を温めるなどして対処してください。また、ぬるめのお湯につかるのも有効で、体を温めるだけでなく、ストレス改善にも役立ちます。

ポイント④:診察を受ける

妊活をするなら、まずは産婦人科の診察を受けましょう。もし女性の方に子宮内膜症や子宮筋腫などがある場合、早期発見ができれば、それだけ早く治療もできるからです。ほかにも、高血圧などの持病を持っている方も診察を受ければ、プロの目から対処法のアドバイスがもらえます。

ポイント⑤:睡眠の質を上げる

睡眠不足もまた、卵子の質を低下させる原因になるので、妊活中の夜更かしは厳禁です。普段からスマホやパソコンを使っている方も要注意で、スマホなどから発せられるブルーライトを浴び続けると脳が覚醒して眠れなくなります。そのため、妊活中はもちろんですが、普段から寝る2時間前には使用をやめるのもポイントです。

ポイント⑥:食生活に気をつける

妊娠率を上げるためには、食事にも気を使う必要がありますが、とくに葉酸は積極的にとりましょう。神経管閉鎖不全の予防にも有効とされる葉酸は、昨今の研究で、先天性心疾患、腹壁破裂、口唇口蓋裂、自然流産などを防ぐとの報告があるからです。もちろん、葉酸だけでなく栄養バランスの良い食事は大切なので「妊娠するには○○を食べなきゃ。」とばかり食べると、逆に妊娠が遠ざかってしまう可能性大です。

ポイント⑦:適度な運動習慣

ハードな運動はダメですが、ヨガやストレッチなどの軽い運動はストレスを減らし、血行も良くしてくれます。血行がよくなれば、生殖器の働きも活発化するので、毎日少しずつでもいいので運動を取り入れるようにしましょう。もし運動する時間がないなどの場合は、お風呂上りにストレッチをするだけでも違うので、数分でも運動習慣をつけておくことが大切です。

ポイント⑧:適正体重を知る

痩せすぎても太り過ぎても妊娠率は下がってしまうので、自分の身長から適正体重を計算してみましょう。出生児体重を見ても、妊娠中の体重増加よりも妊娠前の体重が強く影響すると言われており、適正体重にできるだけ近づけるのが妊娠への近道でもあります。

ポイント⑨:ホルモンバランスとストレスの関係

妊娠率には生理の周期が安定しているかも大切な要素で、生理の周期にはストレスが大きく影響します。なぜストレスが関わってくるかと言えば、ストレスが高くなると、ホルモンバランスが乱れてしまうからです。妊活中に生理が来るたびに落ち込む方も多いですが、あまりにも過敏になり過ぎると、それもまたストレスになってしまいます。ホルモンバランスを整えることも妊活では大切な要素なので、まずは生理の周期が安定するように、ストレスをためないように注意しましょう。

ポイント⑩:男性の協力も必要

妊娠率を上げるには、女性だけでなく男性の体も健康でないといけません。なぜなら、妊娠には健康な卵子だけでなく健康な精子も必要だからです。とくに、タバコを吸う男性は要注意で、精液中の活性酸素が増えないように、妊活中は家の中でタバコを吸わないことを徹底しましょう。

まとめ

30代の妊活は、できるだけ早めに始めるのがポイントですが、焦り過ぎは禁物です。とくに30代後半になってからは焦る方も多いと思いますが、焦りがストレスになると逆に妊娠率も下がってしまいます。健康的な卵子や精子を作るには、夫婦そろって鍼灸院や産婦人科を受診し、お互いの体を健康に保つ必要があります。妊娠は女性だけの問題ではなく、男性の協力も必要なので、妊活も夫婦でお互いの共通目的として考え、一緒にがんばってみてください。

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